歯科・クリニック開業時に必要な膨大な書類の数々
歯科・クリニック開業時に必要な膨大な書類の数々

 

前回は「医療法人理事長の報酬を決定する方法」についてお話しましたが、

今回は「歯科・クリニック開業時に必要な膨大な書類の数々」について

お話させていただきたいと思います。

 

歯科医院クリニックの開業時には

各種機関にさまざまな書類の届出が

必要となってきます。

 

開業医であるドクターには、

膨大な書類の準備や届出が必要となるのです。

 

まずは開業予定地の所轄保健所に、

「診療所開設届」を提出します。

 

このとき添付するべき書類は、

・「開設管理者の医師免許証写し」

・「同履歴書写し」

・「診療所敷地の平面図」

・「診療所付近の案内図」

・「建物の構造概要及び平面図」

・「従事医師及び看護師等の免許証及び履歴書」

・「建物を賃貸している場合は賃貸契約書」

などです。

開設届はクリニック開業後10日以内に

提出しなければいけませんが、

保健所にこれらを受理してもらえなければ

保険医療機関の指定申請を行うこともできないため、

時間に余裕をもって届け出るようにするとよいでしょう。

 

その他、社会保険事務局への届出書類として

・「保険医療機関指定申請書」

・「療養取扱期間の申請書」

があります。

 

添付書類は

・「医療法の規定による開設に要した書類一式」

・「開設届の受理証明」

・「案内図」

・「平面図」

・「保険医登録票写し」

などです。

 

さらに労働基準監督署、公共職業安定所、税務署にも

各種申請書類が膨大にあり、

任意ではありますが医師会への提出書類なども存在します。

 

開業直後に届け出るべき書類もあるので、

多忙な時期に重なる場合は、

社会保険労務士・会計士・税理士などに

代行してもらうことも有効な手段でしょう。

 

次回は「医療法人の設備投資についての問題点」について

書かせていただきたいと思います。

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