医院経営の事業計画
医院経営の事業計画

 

前回は「医療法人のデメリット」についてお話しましたが、

今回は「医院経営の事業計画」について

お話させていただきたいと思います。

 

診療所を経営しているドクターからいただく質問で、

医院経営の事業計画についての質問をよく耳にします。

 

当事務所には医院、クリニックなどの診療所経営、

歯科医院やデンタルクリニック、矯正歯科や審美歯科など

開業医のドクターなどからのご相談も多くいただきます。

 

医院経営の事業計画というものは、

融資を受ける際に金融機関に提出するために作成する

ということはもちろんですが、

開業・経営を成功に導くためにも重要なものだといえます。


ポイント1

事業計画を作成する際、まず考えなくてはならないものは、

どのようなサービスを行いたいかというコンセプトです。

ご自身の医院の得意分野において、

開業地域の中での他の医院との差別化を意識し、

コンセプトを具体的に考えるのがよいでしょう。

次に医療機器とその価額、スタッフの数など

行いたいサービスを実行するための設備面を検討します。

 

そしてそれらを用意するための資金面の検討も欠かせません。

自分で用意できる資金や担保物件の額、

親族から支援をしてもらえる額などを具体的に考え、

足りない分はどのように資金調達するかも考えます。

 

ポイント2

これらの事業計画を遂行し経営を成功に導くためには、

資金繰りのシミュレーションは欠かせません。

いくつものシミュレーションを行い、

自信を持って実行できる医院経営計画を選ぶことが肝要です。

 

開業後に患者を自分の医院に引き込むためには、

患者が何を求めているのか、どのような不満を持っているのかを分析し、

事業計画にしっかり盛り込むことも忘れずに行ってください。

 

次回は「医療法人の源泉徴収」について

書かせていただきたいと思います。

 


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