生前贈与について
生前贈与について

生前贈与と相続税

生前贈与とは、被相続人が死亡する前(生きているうち)に、
自分の財産を人に分け与えるという行為のことです。

自分の財産を、生前に贈与することにより、将来負担すべき税金(相続税)を
少しでも押さえるために利用されるもので、
相続税対策のひとつとして利用されている制度です。

しかし、生前贈与を行う際には自分の財産状況をきちんと把握し上手に活用しなければ、
贈与税の税率が、相続税よりも高く設定されているために、
かえって税金が高くついてしまうといった危険性もありますので、注意が必要です。

 


相続税対策に活かす基礎控除

相続における税金を減少させたいのであれば、被相続人が健康なうちに基礎控除を、
上手に活用しながら、長期的な対策を実施することがその対策となることでしょう。

相続税対策に活かす基礎控除

贈与を確実なものにするためには、きちんとした贈与の手続きを行う必要があります。

●贈与契約書を作成する・確定日付をとる
●基礎控除以上の贈与をして贈与税の申告をする
●生命保険は子供や孫が支払い、
生命保険料控除の申告をする
●贈与を受ける講座の通帳、印鑑の管理は子供や孫が行う

※ 財産を相続した者が、被相続人の死亡前から3年以内に生前贈与を受けていた場合、その生前贈与された財産については相続税の課税財産に取り込まれることになります。

ただし、この制度は、相続・遺贈によって財産を取得した者が対象となるため、それ以外の人には適用されません。


生前贈与で円満家族 生前贈与はケースバイケース

しかし、相続税にも税金のかからない基礎控除や、
様々な優遇措置があるため、
よほどの資産家でもない限りは、
被相続人が死亡したことによって
納めることになる相続税は発生しないのが現実です。

相続税対策として生前贈与を活用しようと考えているのであれば、
まずは被相続人の資産状況を、
しっかりと把握することが重要です。

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