経理事務で基礎作り
経理事務で基礎作り
経理事務で会社の基礎を(新設法人企業に必要な経理事務の基礎)

*経理とは?

経理とは、会社など企業の日々の経済活動をお金の面から記録することをいいます。
売上はいくらあったか、商品をいくら仕入れたか。

そのほかにも企業にはたくさんのお金の出入りがありますが、
これらすべてを正確に記録することが経理の仕事です。

*経理の役割

経理の役割は、「企業がいくら儲けているか」、
「企業の財政は良好なのかどうか」を客観的に示すこと

=会社の財政状態と経営成績をそれぞれ表示する貸借対照表(Balance Sheet;B/S)と
損益計算書(Profit and Loss statement;P/L )を作成する事です。

*経理の目的

税務申告を行う事や株主・債権者等の利害関係者に対して、
会社の財政状況と経営成績を報告する事はもちろんですが、
もっとも重要な目的は「自己報告」です。

つまり、日々の記録(=記帳)に基づく帳簿は誰の為でもなく、
「倒産から会社を守るため」「自分の会社の利益を上げるため」
経営者が自らに報告する為に作成する事です。

*経理の流れ

経理の流れは以下の通りです。会計伝票の起票より下の流れについては
会計ソフト等で行う事が出来ますので、
重要な事は「証憑書を整理して記録する」ということです。

シンプルな事ですが、この証憑書の整理・記録がきちんと出来てこそ、
会社の財政・経営状況を数字として把握することができ、
いち早く次の打ち手を考える事が出来るのです。

経理事務の大まかな流れ

取引事実の発生

証憑書
(レシート、領収書、納品書、見積書、契約書、旅費精算書、請求書等)の整理・保管

会計伝票の起票

補助元帳、総勘定元帳への転記

月次試算表の作成 → 年間試算表の作成

決算整理事項による修正、貸借対照表、損益計算書、利益金処分計算書の作成


また、証憑書類の整理保存は法律上の義務です。

会社法では10年間、法人税法・消費税法では7年間保存しなければなりません。
単に保管しているだけでなく、
必要な書類をいつでも速やかに取り出すことができるようにしておくことも大切です。




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